今日のmetro紙

mouf2005-06-06

文面は、
ジャック・シラクとゲルハルト・シュレーダーは、土曜の夜のベルリンにおける会談で、フランス・ドイツの協調を活発にしていくことについて協議した。「首相と大統領は、EU憲法のプロセスを続けていくことで同意した」両首脳の晩餐会が終了した時点で、シュレーダー首相のスポークスマン、ベラ・アンダは述べた。ジャック・シラクは、今のところ12カ国が批准のプロセスへの参加を表明しており、1つの国家、これはフランスのことなのだが、これが「自分達だけでは憲法の運命を決められない」といっている、と述べた。結束へのアピールは、とくにイギリスを視野に入れており、このイギリスでは、トニーブレアによって本来は2006年春に予定されていた国民投票による批准のプロセスを凍結することが、本日発表されるであろう。


写真はシラク大統領とシュレーダー首相。
希望にあふれた、なんとなく自衛隊のポスターのような構図で、いいですね。


さて、このシラク大統領。
先週は瞬く間に内閣改造を行い、これがかなり国民も納得する人事で国内の雰囲気も一新。
さらに、オランダの動向も見つつ、一週間後にはこちらからドイツを訪問して、この活動。
やっぱり、たいした人物だと思います。


他の人物では、個別の数字は上がるとしても、こういう国際社会を視野に入れた行動はまだまだ無理だと思うんですよね。
やっぱり、「座長が張れる役者」みたいな貫禄があります。
たぶん、EU統合が夢だと思うので、初代EU大統領とかになれればいいのですが...