mouf2005-09-08

クスクス(le couscous)ってご存知ですか?

つぶ状のパスタ(小麦粉の粒・スムール)に、煮込んだ羊や鳥の肉をのせて、クミンの入った熱いスープをかけて食べるものです。

画像は、このお店の「クスクス・メゾン」。
羊の肉と鳥の串焼き、そしてスパイスの効いたソーセージ「メルゲーズ」をのせて、ジャガイモやにんじんのたっぷり入ったスープをかけていただきました。


このクスクス、伝統的な北アフリカ料理(モロッコアルジェリアなど)で、広い地域で食べられているようです。(アラブ系の地域のため、あまり牛肉を見かけません。)
フランスには旧植民地の北アフリカから来た方が多いので、街のいたるところにモロッコ料理屋さんがあります。


ビストロでフランス料理を食べると、どうしても20 Eurosの予算は必要になるのですが、クスクスなら10 Eurosで十分です。
そして、量がとても多い。スムールもスープも、毎回食べ切れません。
実は2人で1人前を注文すれば十分のような気もします。


これからの秋から冬にかけて、寒い夜に熱いクスクスを食べる。
これもとても幸福な選択肢の一つです。
画像のワインは、モロッコのロゼだそうな。


Le Roi du Couscous
112 Bd. de Grenelle 75015 Paris
Mo: La Motte Picquet de Grenelle
TEL 01.45.79.96.25



それから、これはそのお店のデザート。
満腹にもかかわらず、前の席のおじいさんが食べているのを見て、思わず注文してしまいました。
果肉がたっぷり入ったピーチとイチゴの二色のアイスクリームの上に、たっぷりのホイップクリームがのせられて、アーモンドがトッピングされています。