mouf2004-10-02

さて、これがパリの日本料理屋さんで張り出されていたメニューなのですが・・・
なぜかこちらの日本料理は、「焼き鳥(串焼き:brochette)」「寿司」「刺身」が主流なのです。
焼き鳥で晩御飯なんて、日本ではありえませんよね?
しかも、生ジャケの握り寿司とか串焼きなんて、日本では食べません。


さらによく見ると・・・
メニューのグレードが、九-十-万-百と上がっています。つまり百と万が逆転して、なぜか千を抜かしています。しかも「ぎゅにく」とかいう怪しい単語も・・・
(ただし、最高級の「百」でも13 Eurosであることをご記憶ください。)


そこで日本料理屋「みよし」で聞いたところによると、どうやらパリの日本料理屋で日本人が経営しているところは数件しかないのだそうです。
つまり大半のお店が、すでに飽和状態となった中華料理屋さんからコンバートした大陸系のお店らしいのです。
なので注文するときにも日本語が通じず、厨房では元気な中国語が響き渡ったりしています。


さらに、おそらくサラダとスープの感覚なのでしょうか、最初に漬物と味噌汁だけが正面に並べられ、ご飯と焼き鳥まで時間がかなり空いたりするのです。
そんな、漬物と味噌汁だけ黙々と食べるなんて・・・