mouf2005-02-17


これがメトロの定期券、かるとらんじゅ(Carte Orange)です。

パリ市内(ゾーン1,2)乗り降り自由で、一ヶ月有効なタイプ(まんすえる)が50.40 Euros。
一週間分の「えぶどまでーる」(15.40 Euros)もあるそうです。(ただし月曜から有効らしい)


これを買うと渡されるのがこの3点セット。
右のケースに入っている小さなチケットを改札に入れて使います。
左のカードも重要で、ここに写真を貼って名前を書き込んで、下半分の透明シートを剥がしてシールします。そして、ケースの対面に入れれば出来上がりです。
それから、カードの下にあるナンバーをチケットに記入しなければなりません。

切符の抜き打ちチェックのときには、このカードとチケットを見せるのですが、そこで本人の確認と、チケットとカードのナンバーの照合が行われ、複数の人間による使い回しができないようになっています。

ちなみに、初回の購入の際に写真の持参を要求されることがあります。
この場合、切符売り場のすぐ隣に3分写真があることがありますが、小さな駅では近所まで探しに行かなければなりませんのでご注意ください。
(カードと写真は、一回作ればしばらく使えます。)

購入の際には、「ゆぬ・かるとらんじゅ」「まんすえる」「ゾーン1,2」をはっきり伝えれば買えると思いますし、切符の自販機(カルトブルー使用可)でも購入可能です。


それから、このビニールのグレーのケース。
使っているうちに古くなって破れてきたら、窓口で無料でもらえるそうです。
そこで、貰いに行ったことがあるのですが、さてこのケースをフランス語で何と呼ぶのか、辞書になんか当然出ていません。
窓口のおじさんに恥を忍んで、「これはクーポンで、これはカルト。では、これ(ケース)は何と呼ぶのか?」と聞いたのですが、「知らない(じゅぬせぱ)」と言われてしまいました。「かるとらんじゅ下さい」でいいんじゃないの?とのコメントでした。(ううう〜)