mouf2004-11-14



ここは、バス停です。


いずれも透明なガラスでできていて、雨に濡れないように屋根もついています。
そして、路線図や時刻表といっしょに、いつも最新の映画のポスターが貼られています。


これは近々公開予定のフィルム、「SHE HATE ME」。
最初見たときは「ありゃりゃ"三単元のs"(懐かしい・・・)がないじゃん、やっちゃったよ・・・」とちょっと焦ったのですが、どうやら公式サイトを見るとアメリカ映画のようで、内容紹介から推測すると、「SHE HATES ME」と「HE ATE ME」をかけているようです。だからsが入らないのですね?


しかし、この国の人はやっぱり英語が苦手なのでしょうか?
お店などでちょっと込み入ったやり取りが必要なときに「英語でしゃべってもいいか?」ときくと、躊躇なく「のん!」。どんなに困っていても、これで終わりです。
(日本でも、たとえそのおばちゃんが英語がしゃべれなくても、しゃべれるお兄ちゃんを探しくれるとか、ちょっとは困った顔ぐらいしてくれますよね?こっちはこの3文字・1音節で片付けられます。)
オーストリアでは、マックの店員さんからタクシーの運転手さんまで、全部英語で対応してくれました。それに比べると、やっぱりちょっと不便。


で、いろいろな人達にも、Hの発音ができない人がかなり。
Heはイー、hateは最初からエイトだったりします。
エーコフーコーの振り子でも、ハヒフヘホが言えないフランス人、ピエール君がとってもいい味を出していましたね!)
さらに、「し」はたいがい「ch」と表記されるので、「内田」が「うしだ」と呼ばれ、さらに「uchida」と表記しても、そういえば日本人だったからとわざわざ「chi」を「shi」に直され、結局「ushida」になってたりとか・・・
こういうわけのわからないことが起こります(実話)。


まぁ、多極化が必要なことも事実なので、フランスと中国だけはこれでいいとはおもうのですが・・・


でも、この近々公開予定の「SHE HATE ME」、このタイトルはじつはフランス人をおちょくってるのでは??